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歴史的な名品!日光湯波が美味しい理由

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湯葉と言えば京都のイメージがありますが、日光は京都と並び湯葉の産地なのです。

 

◇湯波の歴史

湯葉は、1200年前に最澄が仏教とともに中国から持ち帰ったのが始まりとされています。

精進料理の材料として広まり、修験道の山伏や旅する僧侶によって全国に伝えられました。

その後、男体山を信仰する山岳信仰の地であり修験道の霊場である日光では、栄養豊富で消化が良い湯葉が、修行者にとって欠かせない食べ物となったのです。

京都の湯葉とは製法に違いがあり、漢字の書き方も、京都のゆばは「湯葉」、日光のゆばは「湯波」と書きます。

京都の湯葉は膜の端に串を入れて一枚のまま引き上げるのに対し、日光の湯波は膜の中央に串を入れて二つに折るようにすくい上げるため、間に豆乳が残り、少し厚みのある二枚仕立てなるのが特徴です。

 

◇日光湯波が美味しい理由

日光湯波は、幾重にも重なる層が作り出すボリュームと独特の歯ごたえが特徴で、これが美味しさの理由です。

二枚仕立てで仕上げられるため、ゆばの間に豆乳が残り、濃厚な大豆の風味がしっかりと感じられます。

また、層が重なることで口当たりに深みが増し、噛むごとに豊かな旨味が楽しめるのも魅力だと言えるでしょう。

 

日光観光後は、当店にて日光湯葉をご賞味ください。

 

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